2023.02.08
オリジナルTシャツというワードが使われるようになったのは、おそらく15年くらい前からだと思います。高校生が文化祭でクラスTシャツの作成するという流行が、オリジナルTシャツ文化を大きく拡大させてきたと思います。そこから波及して、昨今ではプリンタブルウェアというワードも生まれ、現在では、オリジナルTシャツはある一定の市民権を得ています。
この仕事に就いて20年が経とうとしています。振り返ると、同業の工場や会社と交流をする機会が少なく、おそらく取り組んでいる仕事上の課題などは大なり小なり同じようなことであったりするのに、そうした情報共有が少ないと感じていました。そうした不安や解決に向けて、学びであったり、知恵や情報を双方で共有できれば、大変有意義だと感じていました。
この度、そうした交流の機会を持ちたい思い、日本オリジナルTシャツ協会に入会いたしました。そして、その会合が岡山県の森フロッキー様で行われたので、初参加して来ました。端的に言えば、「参加できて、非常に素晴らしい機会を得ることができました。」
もちろん、最新のプリント設備などは展示会などでも見ています。実際に、現場の絵柄でどれくらいのスピードで稼働しているのか、見学できたのは大変貴重でした。
何よりも感銘を受けたのが、女性従業員の活躍です。私たちと同じような工場の現場で女性従業員が生き生きと活躍している様子がとても印象的でした。弊社でも、今後の人材育成について、多いに女性スタッフを採用していくことに不安が無くなりました。他にも、現場目線で参考になる細かなコツや知恵もたくさん吸収させていただきました。
森フロッキー様 工場前の素晴らしい景観
そうした仕事の様子を惜しげもなく、全て公開していただいた森フロッキー様には心より感謝を申し上げます。森フロッキー社長様は、上記の日本オリジナルTシャツ協会の会長としての役も担われており、そのことに敬意を表します。
弊社の今後の理想を言えば、オリジナルTシャツの価値を今以上に高めていくことができたら、私達の仕事の評価も同時に高めることができると感じています。その理想に向けて弊社が今できることは、ご注文いただた1枚1枚を確かな品質で仕上げていく、届けていくということしか今は思い付きません。使い捨てのような品質のTシャツを作らないように心掛けています。
生業とはいえ、より多く売り上げるために、大量に生産して、売れないものはどんどん安くなり、終いには消費されずに破棄されるというサイクルに加担しているのではという疑問にぶつかったりもします。Tシャツの原材料である綿の原産国にフェアな対価が支払われていないなどのニュースにも心が痛みます。しかし、少しでもその価値がより生産的に循環するような取り組みに参加していきたいと感じます。
追加
個人的に最近漫画ナウ○カを読み返しています。印象的な言葉に、「洗浄と汚濁こそ生命だ」「苦しみや悲劇やおろかさは清浄な世界でもなくなりはしない それは人間の一部だから… だからこそ苦界にあっても喜びやかがやきがまたあるのに」
光が光だけで存在しているのではなく、また影も影だけで存在しているのではないという、曖昧な世界に生きているということでしょうか。
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