新聞の記事に「秋田の蔵元集団・NEXT5休止」というのがありました。何気なく読んで、「うんうん」とひどく頷くことがあり、その締めくくりイベントで撮影された蔵元5人の集合写真がとてもカッコよく見えました。

ブランドロゴのプリントされた「帆前掛け」を紐で締め、ワイシャツにネクタイという統一された着こなしが洗練された洒落姿に写っています。※帆前掛けはTRUSS PMK214ではと思います。ポケットの縫製上のプリントもキレイに仕上がって見えます。

酒を売るという意味では商売敵であるライバル酒蔵同士が、その慣習を打ち破り、共同戦線でともに酒造りを研鑽して、レベルを上げて生き残ろうという志で繋がり、10年以上活躍した功績があるとのこと。

皆で集まって酒を酌み交わしながら話し合ったら、その場で「いいね！やろうよ！」って盛り上がって、結成が決まったというエピソードも、なんだか「うんうん（そうだよね）」と納得します。

なにより、そのデザインされた「ロゴ」がカッコいいです。しかし、最初からそのブランドロゴがカッコいいというイメージを発信できたわけではないと私は考えます。「NEXT5」が歩んだそのストーリーが相まって、カッコいいブランドロゴへと成熟したと感じます。

広告とは利益を求めた宣伝行為ですが、本質には「志をもって生業に取り組んでいる日々」を正直に伝えていければ、私はそれでいいと感じます。

やみくもにWEBやなにかに広告を上げていると、かえって本質が育たないと思います。特に、最初の段階では丁寧に伝えていかなければいけないと感じます。ブランドとして大切にしていく、その本質にも「心が宿っているのか」「志がどこにあるのか」を人に正直に伝えていく。

弊社は今後もそうした愚直な凡事を継続していき、生業を全うしていきたいと思います。

• #ロゴ
• #凡事継続
• #年輪経営
• #エプロン
• #デザイン